可愛い猫に「癒される」とか言い、カレンダーやら猫写真集やらにつぎ込んでいる人も餌食になっている。ほんとうに猫が好きなら、猫の現実を知るべきだ。
動物たちのことを語らない、平和や非暴力主義、菜食主義は無意味だとわたしは言う。
そう、「無意味」だ。
なぜなら、人間中心主義こそが、エゴであり、暴力であり、最悪の事態だからだ。
人間愛はもはやイコール、エゴ、単なる経済的助け合いにしかなっていない。
なんの意味も持たないばかりか、人間界の内部での格差を広げる原因である。
金のためなら何をやってもいい、という発想そのものがエゴである。ここを本質的に止めていかないかぎり、人間にとっての幸せも来ない。
有名な人、恵まれた人だけが注目され、それ以外は切り捨てられる、そんな世界だ。
名もなき動物たちの「本当の姿を」ちゃんと発信している人に従うべきだ。
可愛い猫に「癒される」とか言い、カレンダーやら猫写真集やらにつぎ込んでいる人も餌食になっている。ほんとうに猫が好きなら、猫の現実を知るべきだ。
猫だけが動物ではないことにも気づくべきだ。
動物を「利用」することを止めるべきだ。彼らの優しさ、知能の高さ、気高さを搾取するのをやめるべきだ。
それに気づいた人は、それを発信する側に回るべきだ。
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