知恵蔵日記( ..)φ

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段ボールや不要な衣類などで、この子たちは十分楽しめる。ごはんとか砂とか以外にはそんなにお金をかけなくていい。かけないほうがいい。いろいろ工夫してあげるのがいいと思う。

なんか最近、服が合わなくなってきている。体型のというより、中味が変わったんだと思う。そういう時期っていうのはある。いくつになっても「卒業」はある。型や、袖口に違和感が出てくる。素材がざらざらしだす。

ずっと気に入ってきていた裏起毛の赤いパーカーも、着ていてぜんぜんしっくりこないので、すぐ脱いでしまう。で、今は、猫たちの寝床になり、交代で猫たちが寝ている。わたしの匂いがついていて、こなれているためか、すごくいいようです。猫グッズがたくさん売れているけど、そういうのはそんなにいらないと思う。段ボールや不要な衣類などで、この子たちは十分楽しめる。ごはんとか砂とか以外にはそんなにお金をかけなくていい。かけないほうがいい。いろいろ工夫してあげるのがいいと思う。

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 この時期は毎年わたしは変化を遂げる期間なので、じっとしている。PCがバージョンアップするときの再起動中みたいに、エネルギーがいるし、なにも作業ができない。それでいい。最低限の掃除や、片付けや、猫たちのお世話をし、最低限の食事をする。飲むほうが多い。ハーブティーやオレンジジュース、焼酎をすこーしだけ入れて、お湯割りで飲む。メンテナンスする、というかんじ。

 それでも、なにか作って食べようと、高菜ピラフを作った。しっかりしょうゆ味で、おいしい。なぜ、これにたまごとかじゃことか入れていたんだろう。いらない。ないほうがいい。入れなければならない、という思い込みというか、習慣は恐ろしい。ヴィーガンのほうが当たり前だ。

 

 土をしっかり作っていて、今年は何が採れるかほんとうに楽しみです。まずは、ローズマリーを植えよう。これは春先に。ローズマリーは強くて、自立しているから、勝手に大きくなってくれる。植える場所はもう決まった。

 6月の梅、8月のブルーベリー、10月の柿、収穫に来てくれるなかまがほしい。

 

 ほんとうに、するべきことを、ことしもやっていく。もうそんなに若くないから、あれこれごちゃごちゃしたくない。

 収穫、ということばはほんとうに好き。

 

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イラスト:知恵蔵

 

自分のほんとうにやりたいこと、実現させたいことを描いて、それを真剣に願うこと。これしかないだろうと思うので、それを続ける。これには力がいる。総合的な力が。そして、これは一人でないとできない。まずは、自分で願うこと。祈るように、念じるように。

お題「書初め」

 

考え続けるしかないから、考え続ける。

自分のほんとうにやりたいこと、実現させたいことを描いて、それを真剣に願うこと。これしかないだろうと思うので、それを続ける。これには力がいる。総合的な力が。そして、これは一人でないとできない。まずは、自分で願うこと。祈るように、念じるように。

 

 

 

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上出来の日ではないだろうか。そういう日がたまにある。そのために、日々いろいろこつこつと、地道に積み上げていくんだけどもね。

今週のお題「2018年の抱負」

自分自身をできるだけ幸せにする。

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むかし撮った写真。熊本市、白川の河川敷にて。春に。

 

きょうは、いろんなことがあった。そういう日がある。

保護猫が運び込まれ、お世話をし、返す。

ずっと集めていた署名を、最後の人にお願いし、郵送してもらう。

里親募集の猫ファミリーが離れ離れになることなく、新しいやさしい家族が見つかる。

上出来の日ではないだろうか。そういう日がたまにある。そのために、日々いろいろこつこつと、地道に積み上げていくんだけどもね。

 

相変わらず、いろいろ調べ物をしたり、本を読んだりして、甘いものを消費している。こうやってわたしは生きていくんだと思う。それ以外の自分って、どうも想像できない。でも、わたしは、きっと、保護猫活動をしていることで、精神のバランスもものすごく保っていると思う。具体的に目の前の1頭に接するということが。

その両極が、生きていくセンスのような気がしている。というか、そうだろうと思う。

ああ、まんじゅう食べたい。何個でも、食べたい。

 

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この映画は、食べ物でいえば、メインディッシュとか食事、というより、おやつ、おつまみ、ちょっとなにか食べるためにバッグのなかに入っているもの、に近い。

今週のお題「おやつ」

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「ロスト・イン・トランスラーション」という映画を久しぶりに観た。10年くらいぶりだろうか。そして、この映画はこんなに悲しい切ない孤独を描いたものだったんだとわかった。最初観たときとまったく印象が違う。

 最初観たときは「へー、外国の人から見たら日本てこんなかんじなんだ」くらいの感想しかなかった。同じ映画を見ているはずなのに、主人公の孤独がいまのわたしにはものすごくわかる。もちろん映画はそのままで、変わったのはわたしなのだ。本とか映画っていうのはそういうもので、観たはずの、読んだはずの作品を、しばらく「寝かせて」また出会いなおす必要がある。ぜんぜん別の出会いになっているはずだし、そのことで、自分の10年ということをしみじみ感じることができるからだ。

 この映画は、食べ物でいえば、メインディッシュとか食事、というより、おやつ、おつまみ、ちょっとなにか食べるためにバッグのなかに入っているもの、に近い。

ソフィア・コッポラという天才はそういう作品を創るのがうまい。シェフでなくて、パティシエ、なんだと思う。

 むかし観た映画を思い出して、また出会いなおしてみようと思う。わたしも少しはその良さがわかるようになっているだろうから。

 

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個人消費はもっと抑えられると思う。それはストイックなことではなく、むしろ生きやすくなることだと思う。毎日あれこれ工夫しているうちにどんどんそれが分かってきた。

今週のお題「おやつ」

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 消費ということについて考え続けている。生きているかぎり、なにか食べたり着たりしないといけないから。だからそこを考える。それは基本であり、ときにはすべてであるから。

 衣類はフリマやリサイクルショップをかなり利用しているけど、それでもどうしても必要があって新品を買わないといけないときがあり、それは毎回悩んで買う。昨日はGUに行きました。ユニクロよりはましだと思う。ユニクロはジーンズに牛皮のタグをつけている。つけなくていいのに。いらないのに。ユニクロは宣伝も過剰だし、セールもしすぎている。冬はダウンにウールにカシミアに、と動物利用をしすぎている。なくても他に素材はあるのに。GUはそれはない。同じ企業だけど、まだましなので、そっちに行く。レギパンとかパジャマとかキャミソールとかそういうのを年に何回か買う。手持ちのTシャツなどと合わせて着る。むかしに比べたら、自分内比較でも、かなり消費は減っている。20年前東京にいたころに比べれば20分の1以下ではないだろうか。推定だけれども。

 個人消費はもっと抑えられると思う。それはストイックなことではなく、むしろ生きやすくなることだと思う。毎日あれこれ工夫しているうちにどんどんそれが分かってきた。

 

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わたしはどんな人間で、なにが必要で、なにが好きか。ちゃんと語れるように。

今週のお題「おやつ」

アーモンドミルク。植物性ミルクではこれが一番好きです。

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現代社会で、ほんとうにちゃんと生きるのは難しい。ミニマムであろうとすることは、その「ほんとうさ」を取り戻す闘いのようなものだろうと思う。必要なモノしか持たない、買わないというのは精神的にとてもいいことだから。

 なにがほんとうに必要なんだろうと本気で考えることはけっこう大変だったりする。それは、本当の自分自身や自分の欲求を真剣に見つめることだから。あってもいいが、なくても困らないものは必要ないんだとわかる。震災などを経験すると、ほんとうに必要なことがくっきり見える。だから、それ以外の時期にはそれがぼやけてしまう。

 ほんとうに好きなこと、というのもけっこう難しい。自分が好きなことってなんだっけ…とときどき途方に暮れる。仕事やさまざまな雑事に囲まれて、それは分かりづらくなっている。読書だって、語学だって、なにかの「役に立つ」ようなことばかりしてきて、純粋にそれを楽しむ、ということをけっこう忘れてきた。

 でも、いま、それを取り戻そうと思う。わたしはどんな人間で、なにが必要で、なにが好きか。ちゃんと語れるように。

 

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映画を貫くシスターフッドの精神、女性の自立、キャリアと人生、最期を迎えるということ。

キャメロン・ディアスが大好きで、彼女が出ている映画はほぼ観ていると思う。

最近、なんとなく繰り返して観ているのが「インハーシューズ」で、これは何度見てもいい。まず、画がいい。キャストがいい、脚本がいい。そして、なんといってもキャメロンがいい。これは彼女以外の主役はありえないと思う。あの世代で、キャメロンと似た感じの役者はいない。彼女は彼女でしかない。でも、どの作品もそれぞれ違う。もともと賢いから、賢い役もできるんだけど、でもあのちょっとおバカな感じをやらせたらもう、右に出るものはいない。なんで、こんなにうまくやれるんだろう。

 まじめで優等生な姉ローズ役のトニ・コレットも素晴らしい。彼女もわたしの好きな役者で、この姉妹の対象性がこの映画を貫いており、姉も妹もどちらもわたしで、いろんな場面で自己投影してしまう。わたしはたぶん人から見たらローズのほうだと思われがちだろうけれども、でもわたしは、妹マギーのほうに感情移入する。それは、キャメロンの役者魂によるものだと思う。

 祖母役のキャーリー・マクレーンがまたすばらしい。わたしが好きなのはマギーとこの祖母の交流の場面で、ほんとうにこの二人の組み合わせはすごい。表情、間合い、すねる孫と、孫を思う祖母。祖母の運営するシニアハウスもすごくいい。フロリダの開放的な雰囲気、シニアなみなさんと、ぴちぴちのマギーとのあれこれも、すごくいい。

 この映画はジャンルで言えば、「ラブコメ」なんだろうと思う。そういう観方もできるだろう。ただ単にセクシーなキャメロンが見たい、とかそういう欲望も満たすだろう。でも、そんな底の浅い見方ではほんとうにもったいない。映画を貫くシスターフッドの精神、女性の自立、キャリアと人生、最期を迎えるということ。

 そんなあれこれがすべて詰まっている。このころのキャメロンは、美貌としてはピークだと思う。でも、役者としてほんとうに素晴らしいから、これからもいろんな役をしてほしい。ほんとうに。

 

ちなみに、キャメロンは動物が大好きで、ベジタリアンだということです。

 

 

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