質素で豊かな生活を送ることができる知的で成熟した社会を、我らに。
今週のお題「お気に入りの一着」
たくさん持っているということが豊かだというのは間違いで、
必要なものだけ、確実に持っている、ということが豊かなのです。
持ち物も、人間関係も、すべてそうです。
観葉植物を枯らしてしまうのは、持つべきではないからです。
ちゃんと手をかけてあげられるだけを育てるべきなのです。
犬や猫を育てるのも、人間もそうです。
欲張ったらいけないのです。
着ないのに、クローゼットに入れっぱなしの服がたくさんある部屋はかわいそうです。
その部屋の家賃を払うために働いている人も、支払われているお金も。
だから、ほんとうに「お気に入り」にだけ囲まれた、
質素で豊かな生活を送ることができる知的で成熟した社会を、我らに。
見える収納がいちばん。何を持っているかを、いつも把握できるから。