知恵蔵日記( ..)φ

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わたしはわたしが納得するように生きるほか、ないから。

書いたってべつに何かが解決するとも思われないんだけれども、でもまあ、わたしには他になにができるわけでもないから、こうやって思いついたことをことばにしてみる。はぎれを集めてちくちく縫っていれば、なにかしらパッチワーク作品ができるかもしれないから。たいした作品にはならなくても、なんらかの役に立つかもしれないし、きにいってくれるひともいるかもしれないし、だれかにとってのインスピレーションのようなものになるかもしれないから。わたしはノートとペンが好きなんだけれども、現代の文具としては、こちらも使うべきなんだろう、と思う。

 

 保護猫の頭数が増えたりしたこともあり、外に出ることが前に比べて減った。インドア生活は嫌いではないんだけれども、気が滅入ったりしたときの気分転換なんかは、もっとうまくなりたい。どこまでもとことん落ちて行くから。部屋も片付けたし、持ち物も整理しているし、することっていうのはそんなにはない。

 保護活動をするかどうか、っていうのはしっかり考えてからの結論なので納得している。わたしはもともと「シェルター」を持つことになる、というのは若い時からイメージがあった。でも、その対象が人ではなく、動物だとは思わなかった。動物保護、動物愛護活動っていうのは、ほんとうにほんとうに大変だけれども、もう、それ以外やるべきことを、わたしは思いつかない。海に行ったり、山に行ったり、飲みに行ったり、人が集まる場所に行ったり、ライブに行ったり、おしゃれして歩いたり、したくないわけではないけれども、もう、わたしには縁のないことになってしまった。

 多くの人は、動物問題を知らない。なぜ保護活動なのか、なぜ避妊手術なのか、なぜ室内飼いなのかを、全く分かっていない。だから、わたしたちのような活動を変な目で見る。でも、もう、嫌われる覚悟でやるしかない。動物たちはにんげんのことばを持たないから。

 見ないようにして、知らないようにして、知ろうとせず、「そういう活動をしている人たち」とじぶんを切り離して、じぶんの生活や好きなことだけに専念し、都合の悪いことは考えず、気楽に生きていけるなら、わたしは「生まれてきてよかった。」と素直に思える。「かわいいにゃんこたちに囲まれて、好きなお花を育てて」エコとかスローライフとか「できることから始めよう」とか、そういうことをエッセイに書いたりして、そしてそれはたぶん読まれやすく、売れる可能性もあるから、それなりに納得して、その中で、「できる範囲で」社会貢献とか、そういうことをやれたらいいんだろうけど、わたしはできない。生き方が下手だと言われようが、もっと楽になっていいといわれようが、できない。

 だから、これでいいんだ、と納得する。わたしはわたしが納得するように生きるほか、ないから。

 

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