買わないで済ませるという方向で人生を進めていくと、そっちのほうがずっといいわけですよ、いろんな面で。体力的、経済的、精神的、総合的に。
いろいろ不買していたりとか、人混みがいやだとか、インフルにかかりたくないとか、お金を使いたくないとか、まあ、いろんなあれこれがあって、買い物というものをしなくなって、それが当たり前になると、つくづく、昔は買ってたよな…と思ったりします。買わないで済ませるという方向で人生を進めていくと、そっちのほうがずっといいわけですよ、いろんな面で。体力的、経済的、精神的、総合的に。
たとえば、わたしはお茶が好きで、お茶は必需品だと思っていたけど、最近は、お気に入りの焼酎グラスに梅干しを入れて、白湯を注いで飲む、というのが気に入っているので、お茶も買わなくなりました。梅干しはいただきものです。さんざんこうやって飲んだあとは、おかずにして食べてしまいます。なんてすばらしい梅干し。
ああ、でも、ときどき、やっぱりどうしても必要なモノは買わないといけなくて、こそこそコンビニに行ったり、楽天のポイントで買ってみたり、などしています。かなしいかな、わたしは人間なのでなにかしら着ないといけないし、毎日着ていたらときどきは替えないといけないし。
もともと出不精なわたしのところに、たくさん猫がいるもんだから、まあ、毎日、お世話してます。向こうは、わたしのことを世話してると思ってるだろうけれどもね。
もうすぐTNRキャンペーンだから、また新聞紙集めようっと。
新聞紙とか、タオルとか、エコキャップとか集めだすとほんとうに集まってくる。
片付くし、部屋がますます快適で、ますます出不精になってしまいます。
自分が恵まれた存在であるということをいつも忘れずにいようと思う。
この時期は、春になる前のエネルギー充電期間のようなもので、部屋にこもってじっとしています。というか、寒いよね、今年は。冬、ってかんじ。部屋があり、暖が取れる立場で暮らせる者たちには、それもいいけれど、外猫たちや、野宿のみなさんはどうしているだろうか。昨年末に山谷支援で男性物のスウェットや防寒着などを送ったけど、役に立っているだろうか。必要な人にいきわたっただろうか。今日みたいなほんとうに寒い日にはいつもそんなあれこれを思う。
わたしは仕事をしたり、活動をしたりできる立場にあるので、ほんとうに恵まれていると思う。知恵蔵日記にはつい暗めのことも書いてしまうけれども、でも、自分が恵まれた存在であるということをいつも忘れずにいようと思う。
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↓先月水俣で撮影しました。冬の海って、なんか好き。海と言えば夏、なんだけども、
わたしの心にいつもあるのは、その反対側の季節の海。
断捨離してすっきりした、というブログを読むと、で、捨てたものはどうしたんですか?といつもいつも思う。
ことばに対するこだわりが強くて、好きでないことば、使わないことば、というのがけっこうある。その一つが「断捨離」というものです。わたしは使いません。
とにかく捨てろ、という思想は全然好きではありません。
わたしが好きなのは「手放す」「卒業する」「譲渡する」「還元する」などで、捨てたりはしません。誰か必要な人の場所に届くような工夫を最大限凝らします。それは断捨離ではない。エゴで買ったものを、エゴで捨てる、そんな価値観はわたしにはない。
プロセスとしては
①整理整頓する
②吟味する
③必要なモノだけ手元に残す
④それ以外は、フリマ、譲渡、廃品回収、リサイクルなどに回す。
⑤収納する場合も、わかりやすくしておく。
などになると思います。断捨離してすっきりした、というブログを読むと、で、捨てたものはどうしたんですか?といつもいつも思う。
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脱消費生活のすすめφ(..)
将来の計画などもあるので、貯蓄とか、お金のことなどを、前よりもずっと考えるようになってきている。結論的なことを先に書くと、貯めるには「使わない」のが一番なので、無駄をなくし、買わずに済ませるという方法を生活のあらゆる場面で模索すればいい。
ふらふら歩くならば、街中はやめて、川べりとか郊外とかにすればいい。TNR活動にもつながるし、なにか新しい発見はあるし、なにより空気がきれいだ。飲み物などは持って出ればいい。
衣類や持ち物は片付けて、いつも点検しておけばいい。お気に入りのリサイクルショップを見つけて、定期的にチェックすれば掘り出し物が見つかる。
「お買い得」とか「まとめ買いのチャンス」とかいうのは、売る側のことばなんだから、それは売る側としては言ってくるだろう。だからって、それに乗らない。
「やるしかない」という気持ちがそこにあるか、ということ。
仕事とかいろいろな活動に求められる資質は結局、ただ一つ、「地味に地道に継続すること」、これに尽きるんだろうと思う。これがやれるかどうかが、すべてと言ってもいい。最近読んだ漫画とか本とかで、サッカー選手、落語家、棋士、編集者などの仕事内容が細かく分かったけど、ジャンルは違っても、仕事として選ぶ、ということは同じことなんだな、と思う。「やるしかない」という気持ちがそこにあるか、ということ。
そして、そこでの責任があればあるほど闘いはあるし、負けるわけにいかない。「勝ちたい」のではなく、「負けるわけにいかない」ということ。
そういう本気の人と確実につながっていきたい。