知恵蔵日記( ..)φ

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幻想に乗せられ、消費し、あれこれ試み、そして落ち込む、というこのスパイラルから、わたしは出たのだ。そう、自由なのだわたしは。

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わたしは漫画も読むし、それが実写化されたドラマも、アニメ化されたものも見る。

世界中のオタクなみなさんが興奮するだけあって、日本のレベルはほんとうにすごいと思います。

 わたしが主人公に感情移入できるのは、男性主人公のほうが多くて、これはむかしから。女性主人公も悪くないけど、ああこういう苦労するよね、こういうこと言われたりされたりするよね、こういうことで悩むよね、というような共感とかはあるけど、それで終わるような気がする。それでも、恋愛が苦手で、まじめな働く女性系のはけっこう読んだり見たりする。そういうのけっこう多い。若かったときは学園もので、まじめな優等生の女の子が、優等生の男の子と、不良っぽい魅力的な男の子の間で揺れる、という古典落語ともいうべきあの世界が、そのまま大人になり、大人可愛いになり、美魔女になり、ずっと続くんだろう。わたしたちが70代、80代とかになったらどんな設定で、このストーリーが続くんだろうか。果てしないね。

 前はそれでも、わたしはまじめだから「そうだよね、恋愛とかもしないといけないよね。服とかもそれなりにしないといけないよね。」とかまじめに考え、取り入れ、実践を試みていた。しかし、もう、そんなのは飽きてしまった。古典落語は、よっぽど演出がよくないとつまらない。そう、つまり、ドラマで十分なんだと。そんな東京の一部のエリートですらっとした人たちが作り出した幻想に乗せられ、消費し、あれこれ試み、そして落ち込む、というこのスパイラルから、わたしは出たのだ。そう、自由なのだわたしは。

 というわけで、ひとりでどこそこ、普段着で出かけてしまうんだけど、なかなか気に入った場所がない。そういう人が想定されてないんだと思う。カップルかファミリーじゃないと、人はなかなかお金を使わないんだと思う。わたしみたいに、素泊まりで1泊のお客はホテル側だってあまりいい顔はしない。だって、黙々と風呂に浸かって、瞑想して、朝のビュッフェでご飯と納豆と漬物を黙々と食べ、お土産も買わずにさっさと帰っていく客を、どのホテルが歓迎してくれるっていうんだろう。

 まあ、でも、いいとこみつけるよ。だって、わたしみたいな人、けっこういるはずだから。

 

 

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