病気も持っているし、食べ物もなく、たったひとりで大雨の中だったら、きっと死んでしまっただろうから。
今週のお題「雨の日グッズ」 草履で快適です。
保護した子猫がかわいい。人間のこどもも同じだけど、子猫は手がかかります。だから、育てるならそれなりの覚悟がいます。「かわいいから」だけでは絶対に無理です。
たくさんのエネルギーがいります。それを必要とする相手だから。だから、出せる分だけ全部注がないといけません。そして、わたしは空っぽになって眠り、朝起きてまた、満ちている、を繰り返します。
誰にでもそういう対象があればいいと思います。子猫やこどもである必要はなくて、患者さん、せいとさん、お客さん、など、職業を通じてわたしたちはそういうケアの対象を持てる場合も多くあります。そうやって日々「いのち」に接しているかどうか、その対象を観察しているかどうか、それがいちばん大切なことだろうと思います。モノや情報だけに囲まれていると、いろんなことが分かったようでなにもわかっていない、ということも往々にしてあります。目の前のいのちに接する、ということが原点です。職場の同僚でもいいし、ご近所さんでもいいです。みんな生きています。大切にされたいのです。
子猫はすくすく大きくなります。大雨が降る前に保護できてよかった。病気も持っているし、食べ物もなく、たったひとりで大雨の中だったら、きっと死んでしまっただろうから。
あさがおのはっぱのかたちが好きです。