知恵蔵日記( ..)φ

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生きやすい社会を実現させる努力をしつつ、その人たちの辛さを緩和していく、という同時性が大事なんじゃないかと思います。

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スピに関しては、いろいろ意見があって、わたしのまわりでも、スピ派と反スピ派はいます。これは、ほんとうにむずかしいので、わたしなりの意見を書いてみたいと思います。

必要ない人はいます。能力があり、自己肯定感が高く、いまの社会で発言力やなんらかのポジションがあり、認められている人。こういう人はスピはいらないし、嫌うでしょう。

では、どんな人がスピを好むのでしょうか。やはり、自分を高めたいと思っていたり、好きになりたいと思っていたり、生きづらさをなんとか緩和したいと思っていたり、じぶんなりの魅力を知りたい、じぶんももっと輝きたい、そう思う人はけっこういるだろうと思います。それ自体は悪いことではないと思うのです。ただ、わたしが警鐘をならしたいのは、その人たちを消費のターゲットにしたり、その人たちが消費だけに逃げたりすることです。たとえば、なにか石を身に着けて、自信が持てるなら、べつにいいんじゃないかと思います。それを笑ったりバカにしたりするのは、強い人でしょう。でも、そうではない人もいます。なので、その人たちが生きやすい社会を実現させる努力をしつつ、その人たちの辛さを緩和していく、という同時性が大事なんじゃないかと思います。

わたしは自分で考えることは大事だと思うし、社会性や、運動は大切だと考えます。しかし、能率主義、能力主義に運動側が陥ることは、「向こう」と同じになってしまうので、それは避けるべきなんじゃないか、と考えています。

 

むずかしいです。この問題は。

 

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