あるとき、ぽん、とひらめく。一休さんにはまだまだ程遠いけどもね。
わたしは書くのがしごとだから、だから、とにかく書こうと思う。書いているうちに見えてくるかもしれないし、わたしは見えなくても、わたしが書くことで、誰かが先へ進めるかもしれないから。光がさす方へ、向かうことができるかもしれないから。
わたしはとにかく考え続ける。いつもいつも考え続ける。そうするしかないから。周りからは暇そうに見えても、考えるということは、脳みそがフルスロットルで疾走しているということだから、けっこう疲れるんだけど。話しかけられても、答えられないこともあるし。そして、あるとき、ぽん、とひらめく。一休さんにはまだまだ程遠いけどもね。
そのためにとにかくすっきりさせておく。身辺を。思考にとってベストな環境をつくる。それしかないんだよね。そして、自分にとってはなにが「ベスト」なのかも見えてくるし、そうすれば、それをやればいい。そういうあれこれをちゃんと知っておきたい。ことばも、ちゃんとオリジナルでありたい。誰かのことばに頼りすぎない。