どんなに小さくてもわたしはまいにち、明りを灯そう。
この世界を、明るく照らすために。
わたし一人の明かりでは、とうてい無理なくらい闇は深い。
でも、わたしはここにいるよ、と知らせることになる。
そのことで、なかまたちを絶望から少し救うことができる。
だから、どんなに小さくてもわたしはまいにち、明りを灯そう。
だれかがそれを、見つけてくれるかもしれないから。
そんなちいさな明りが集まれば、光の領域が広がる。
点が線になり、面になり空間になっていく。
そのちいさなひとつの明かりで、わたしはありつづけよう。