化粧も、過剰なファッションも、恋愛のごたごたも、本当にいやだったんだ、とそれを離れてつくづく思うのです。そこにいるときは気づかない。
今週のお題「今年見に行ってよかったもの」川内原発再稼働に反対するみなさんの真剣な活動と、その行動力。
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ずっと、運動にかかわってきて、それと同時に自分を見つめてきて、自分のしごと、自分がやらなくてはならないこと、そもそも、わたしってどんな人?ということを考え続けた1年でした。それは、書いてしまうと簡単だけど、でもすごく大変なことです。
かなり持ち物も少なくなり、新たに買うことがほとんどないので、すっきりしています。そういう状態で暮らすことで、わたしはほんとうに何を求めているのか、いたのか、がクリアになりつつあります。
もともと家族主義、婚姻制度には反対の立場ではあったのですが、それは「恋愛の自由」とかそういうこともあったのだけど、最近はそうではなくなってきました。わたしは、デートとか、恋愛とかいうのももともと全然好きではなくて、でもあまりにも話題になるし、若い女性というだけで、そういうことをしないといけないと、思いこまされていたし、自分でもそう思い込まされていたことに気づきました。ああ、もう、したくないことはしなくていいんだ。わたしは化粧も、過剰なファッションも、恋愛のごたごたも、本当にいやだったんだ、とそれを離れてつくづく思うのです。そこにいるときは気づかない。
ヴィーガンというのは肉食をやめて「なんでいままで食べていたんだろう」と思うことです。なぜ、肉食を考えることをしなかったのか。どうして「当たり前」と思っていたのか。その、一番分かりやすく、根本的で大切なことがヴィーガンなのだと思います。そういうことは、大小たくさんあるのです。それを「問うか」どうか。
そういう1年でした。限りなく「素」のわたしに、もっと近づきたい。