若年層、女性、日本国籍の無いもの、動物たち… 劣位に置かれているものを守ろうとするのではなく、その逆の方向ばかりが強調される。
今週のお題「いま学んでみたいこと」
聞きたくもなかったけど、きのうラジオで久しぶりにnhkを聞いてみて、安保関連の報道のレベルの低さに相変わらずびびりました。「街の声」などといい、何人かのインタビューを流していたけど、反対派を一人も入れていない。なんて、「中立」なんでしょう、この放送局は。
まあ、だいたい、この国は何においてもレベルが低くて、毎日うんざりしてしまう。
多くの人は自分の問題を社会問題と認識せず、個人の内面とごちゃごちゃにし、「引き寄せの法則」とか「笑顔がだいじ」とか「どんなことにも感謝」とか「しかたない」とか、そうやってごまかされっぱなし。
労働問題がどんなに深刻でも、若年層、パートの労働環境がどんなに劣悪でも、「意識の持ち方」「努力が足りない」「キャリアと思えば」「苦労することで見える」とかそういう、なんの助けにもならない意見ばかりがあふれる。
若年層、女性、日本国籍の無いもの、動物たち… 劣位に置かれているものを守ろうとするのではなく、その逆の方向ばかりが強調される。そして、それに気づく人は限られている。
だからわたしは毎日こうしてブログを書きます。だって、なんとかしたいから。