ちょっと息抜きしたい。笑いたい。恋愛には疲れた。でも、人のぬくもりがほしい。
↑わたしがいままでで最も読んだブログです。影響は計りしれません。
シングル単位的な映画、本などをわたしも紹介できたらと思います。
まずはこれ。
わたしはじつは、ヒュー・グラントが好きです。けっこう観ています。
軽薄なプレイボーイという役柄がここまでうまくやれる人はいません。役者として力があるのだと思います。プレイボーイをただの男前がやると、ただ嫌なものですが、
彼の場合は、ちがいます。「そういう種類の人間」というのを演じることができる稀有な役者です。
この映画には恋愛的な要素もありますが、それはサブ要素であり、メインは友情、社会に生きること、非血縁家族、などです。いわゆる「カップル」は成立しませんが、みんななんとなく楽しそうです。グラント氏演じる主人公はダメ男ではありますが、それでもいやなかんじは少なく、むしろ彼なりに社会参加にほほえましささえ感じます。
少年の母を演じるトニー・コレットもまたいい役者です。ちなみにこの親子はベジタリアンです。仲が良く、風変わりな一人親とその息子。そこに、ダメ男がなぜか関わることになる…。
ちょっと息抜きしたい。笑いたい。恋愛には疲れた。でも、人のぬくもりがほしい。そんな気持ちは現代人ならどの国の人でも同じように持っているんだな、と思います。そんな気持ちになりたいあなたに。