ボタンやファスナーでがっちり止めるような服はそもそも向いていないんじゃないか、という気がする。
デニムが大好きで、ボトムはだいたいジーンズだったんだけど、最近めっきり履かなくなった。マキシスカートとかワンピースとか、巻きスカート、タイ式パンツなど、かなり、長くてゆるいかんじが好きになった。理由はいろいろあるんだけれども、ひとつには気候にかなっているというのがある。年中快適なのだ。
アジアの民族衣装は、キモノ、チョゴリ、チャイナドレス、サリーなど、どれをとってもロングで、体型関係なく着れる。だから、食べても飲んでも、多少体型に変化があっても関係なく着れる。とくに女性はひと月のうちに、月経や排卵などの周期があり、一定していないので、ボタンやファスナーでがっちり止めるような服はそもそも向いていないんじゃないか、という気がする。
布ナプキンにして、さらにそういうことを思うようになった。ストッキングや、窮屈なヒールの靴、ワイヤー入りのブラ、きついショーツ、厚塗りのファンデーション、そんなものから解放されるだけで、女性はどれだけ健やかになれるだろうか。またどれだけ経済的に楽になることができるだろうか。
そんなことをつれづれに思ったりする。