尊い、ということ。
思考を続ける。目立たない、ひっそりとした場所で、わたしは粘る。
主流秩序からは離れ続ける。活動家だからって、目立つ必要はない。わたしはわたしであればいい。
桜だって、皇居の真ん中で咲こうが、近所の川べりで咲こうが、同じ桜。桜にとっては、そんなことどうだっていい。むしろ、ひっそり咲いていたいだろうと思う。
比べたって仕方ない。そんなことは意味が無い。だって、誰もがその人の真ん中にいる。そのことに気づく人なんて、いくらもいないけれど。わたしはこうして書くということで、わたしの場所を、わたしの世界を、ここにあるんだ、と確認し続ける。
わたしの好きなあの人は、そういうことをわたしに教えてくれたひと。そういうことを、尊いことだと、教えてくれた人。